さるのキノコ図鑑 

【名前】
アンズタケ(杏茸)
レモン色で傘が波打っていることが多い。纏まって生えていることも多い。
微量ながら胃腸系毒とアマトキシン(猛毒)類も微量ながら含まれるらしい。
さらにセシウム137を蓄積するらしく某原発爆発時に風下になっていた地域で採れたものである場合、長生きしたければ食べないで。


【外見】


【特徴】
アンズタケ科・アンズタケ属。
2025年にとある森林公園で見つけました。
幼菌の内は円形の傘ですが傘が開くと共に縁が反り返って波打ち、中心が窪んできます。
色はレモン色〜少し赤みを帯びることがあります。
傘の裏は大き目のヒダ/皺があって柄の方まで続いています。
地面から生えていて纏まって生えていることが多いです。
果物のアンズに似た匂いがするそうです。
身体によくない成分を含むそうなので、虚弱/アレルギー体質、内臓疾患のある方は食べない方が無難です。
また健康な方でも一度に鍋3杯分とか、大量に摂取するのは控えましょう。


【場所】
アカマツ、コナラ、トチなどがまざった林/公園で見つけました。
地面から出てました。

【時期と採り方】
8月下旬〜9月中旬かと思います。 柄の方から虫が入るので、柄の傘に近いところ持って張りがあるものを選んで引っこ抜きます。
石付の部分は契って捨ててしまっていいと思います。
【下拵え】
よく洗って、薄い塩水に付けて虫出しするか、1分ほど下茹でしてもいいです。


【料理】
1.油いため
初物だったので、取り合えずWebであった油いための具として使いました。

バター、塩昆布、アンズタケ、アカヤマドリタケ、タマネギ、魚肉ソーセージの順に炒めて最後にウースターソース、塩コショウで味付けしました。
作り方は、ブログを参考にしてください。

【似てるキノコ】
形的にはトキイロラッパタケに少し似ている。幼菌のときは普通のパラソル型の場合があり見分けが難しい。傘の裏のひだが若干特徴的。
トキイロラッパタケ(食)

こちらはアンズタケより小型(傘の直径が2〜5cm以下)で、色も薄いピンク〜肌色(いわゆるトキ色)。傘裏のヒダも浅いらしい。













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