さるのキノコ図鑑 

【名前】
タマゴタケ(卵茸)
夏の終わりから秋にかけて色んなところに生えます。見た目はヤバめの色ですが、食べられます。

【外見】


【特徴】
テングタケ科・テングタケ属。
色が真っ赤でアニメによく出てくる毒キノコ風ですが、りっぱな食菌です。
山の中でも稀に見つかりますが、公園とかで生えているのをよく見ます。
2022年/2025年にとある森林公園にこれを狙って採りに行きました。独特な匂いがあるために嫌いな人は嫌いみたいです。
最初白い卵型の外皮に包まれた状態から、ヘビが殻を割って出てくるように赤い頭の本体が出てきます。(これまたちょっとキショい)
傘が閉じている状態のときは卵型で、成長して傘が開くと大きいもので直径が10cmを超える大きさになります。
色落ちするので、収穫時には他のキノコと分けた方がいいみたいです。また気温が高いと痛んで変色するので早めに下処理した方がいいでしょう。
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【場所】
雑木林や公園などでも見つかります。
土から出ています。柄の下に白い外皮(卵の殻が付いています。)
傘の色は写真の通り真っ赤(濃い赤)です。傘の裏が黄色で比較的疎なヒダがあります。
柄の方は黄色にオレンジ色の斑模があります。成長すると柄は中空になっています。

【時期と採り方】
8月下旬〜9月中旬が盛りかと思います。10月に入ってから見つかることもあります。 全体的にしっかりしてます。柄の部分を持って引っこ抜く感じでOKかと思います。
傘の裏のスポンジが痛んでいたり、あるいは柄の上部に張りがないような場合は、虫が入っちゃってますので採らない方がいいでしょう。

【下拵え】
石づき部分は外皮で被われているので比較的汚れは少ないことが多いです。
傘を割ってみてボロボロしてたら傘ごと捨てましょう。
汚れは洗い落してください。塩水に30分くらい浸けてから下茹で2〜3分します。


【料理】
1.(バター)焼き
アルミホイールにタマゴタケを並べて、塩コショウして焼いて食べてみました。

匂いがたってますので、バター焼き等をお勧めします。 その他のお試し料理の結果はブログで。

2.コンソメスープ
タマゴタケを大きめに切ってコンソメ(オニオン)スープにしました。

匂いが少し和らいで、タマゴタケの触感も楽しめます。 作り方はブログを参考にしてください。

【似てるキノコ】
傘の表面が赤いという点では似たキノコはあります。ただし、傘の裏/柄の色・模様、柄の下に白い卵の殻的な袋がついていることを確認すれば、 まず間違えようのないキノコです。
ドクベニタケ(毒)

傘の色が似ている場合がありますが、他の特徴でまったく異なります。こちらは毒キノコなので要注意。





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