さるの山菜図鑑
【名前】 ニオサク=エゾニュウ(蝦夷にゅう) 2015:採ってきて食べてみました。割と美味い。手間は掛かります。 |
【外見】![]() ![]() |
【特徴】 セリ科ウワバミソウ属の多年草。 最初から直径2〜3cmくらいの茎が伸び始め、夏には2mくらいには達しているかと思います。 初夏に花が咲き、まるで白い花火のような感じ。 もう少し詳しい話がわかったら更新します。 |
【場所】 山奥の沢付近、日当たりのいい斜面にあります。 似た感じの草にハナウドがありますが、葉の形がシンプルな方がニオサクです。 |
【時期と採り方】 春5月初旬から下旬に掛けて、若い茎(30cm前後)を採ります。 目安としては、葉っぱが開く前の茎。 根っこに近いところから引っこ抜けますが、鎌で刈った方がいいかと思います。 |
【下拵え】 1)葉を取って、熱湯で4〜5分くらい茹でます。 2)冷水で冷ましながら、皮を剥きます。 3)水に一昼夜くらい浸して置きます。途中何度か水を替えてください。 ![]() 本当は、この後、塩蔵にするらしいのですが、しなくても食べられました。 |
【料理】 食べ方は、 1.煮物 ![]() 下拵えしたものをコブ、コンニャクと一緒に煮物にしてみました。 味付けはお好みで。 2.甘辛煮 ![]() ・あく抜きしたニオサクを一口サイズに切ります。 ・鍋にニオサクとコブ(干した昆布を細かく切ったもの)を鍋に入れて、 水をひたひたに入れて煮ます。 ・醤油、砂糖、お酒、みりん、鷹の爪を入れて煮込みます。 調味料の分量はお好みでどうぞ。 3.キンピラ ![]() ・あく抜きしたニオサクを短冊切り〜細切りにします。 ニンジンも。こんにゃくを入れる場合も。 ・フライパンにごま油をひき、ニオサク、ニンジン等を入れて炒めます。 ・お酒、砂糖、みりん、醤油でお好みの味付けにしてさらに炒めます。 ・煮汁がでるんで、少し残るくらいまで水気は飛ばして出来上がり。 |